ゆっきーのローカルを巡る世界一周

元風俗嬢の世界一周。このブログはフィクション

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ペナン島の一日

 

 

朝起きてホテルをチェックアウトした。

 

 

ドミトリーの安宿に移動する為だ。

 

 

向かう途中に朝食を食べる。また雲南麺を選んだ。

朝食べる雲南麺ちょっと美味しく感じる。あっさりしているからだろう。150円程度だ。

 

相変わらず東南アジアの物価は安い。マレーシアの物価はタイとあまり変わらない印象だ。

 

 

そしてドミトリーに移った。

 

 

 

 

 

あいにくの曇り空だが、さっそくペナン島を散策することにした。

 

 

東南アジア+島=リゾート

 

この方程式が私の頭の中にあったが、どうやらペナン島世界遺産ジョージタウンがメインであり、リゾート的観光は二の次らしい。ちらっと海まで行ってみてきたが、案の定かなり濁っていた。

 

観光の前に私は、SIMカードを購入してアクティベーションさせた。ガイドブックもないし、地図も持ってないから、グーグルマップを使いたかった。

SIMは1カ月のプランで1000円ほどだ。どれもタイと物価が変わりない。

 

 

 

 

私はペナンタワー(正式名称はコムタ)にいくことにした。

 

このペナンタワーまでは、人力車で行くことにした。人力車はいくつかあったが、人のよさそうな友好的なお爺さんを選んだ。持ち主のおじいさんと交渉して、値切ってもらった。15リンギット(400円)ほどでいってくれるらしい。相場は分からなかった。

 

この人力車、ベトナムでも乗ったことがあった。

ベトナムで乗ったときは一人ではなかったから何も感じなかったが、いざ一人だと観光客感丸出しで少し恥ずかしかった。なんか注目を浴びてるような。

 

そして何より、この人割と年寄りだから、申し訳なく思えてくるのだ。まるでお年寄りをこき使っているかのような。

たとえば、浅草の人力車は元気のいいイケメンマッチョのお兄さんだから、なんかほくほくした良い気分に浸れるのだが、このお爺さんすごい頼りない。

もしこのお爺さんが電車に現れたら、秒で席を譲るレベルだ。

マレーシアの植民地支配の歴史は人並みには知っていたし、それなりに奴隷もいたことだろうし、お爺さんがなんかそういうイメージと重ねてみえてしまったところも正直あった。

 

こんなことを思ってしまったが、お爺さんを選ばなかったら収入も得られないわけで。

着いたとき、お爺さんの最初の言い値で払った。

 

 

 

 

 

数十分後にペナンタワーに到着。

ペナンタワーは、ペナンで一番高いタワー。ペナン島全体を見渡すことができるらしい。まぁ、観光地には必ずあるような一番高い建物である。

 

そこに入ってエレベーターに乗る。

 

このエレベーター早いタイプだ…。

 

 

すぐに展望台に到着した。

目の間に広がるどんよりとしたその日のペナンの町。ジョージタウンを一望できる。

 

 

 

なるほどですねぇ。。。

 

 

 

5分で飽きた。

正直、全然つまらなかった。

 

近くにいたスタッフに高さを聞いたら、200メーターほどとのこと。

 

ちょっと小さいかな。

 

でももったいないから、しばらくぼーっとペナン島の景色を眺めていた。

 

タワーを降りて、ショッピングセンターを回る。ショッピングセンターもあんまり面白くなかった。

 

 

外に出て、お昼を食べようと思った。

そして選んだのが“ナシカンダール”

ご飯を盛ってもらって、好きなおかずを選んで乗せてもらう。ぶっかけ飯的なものだ。タイにも似たようなものがあった。

 

しかし、マレーシアはインド料理もカバーしてるから、ご飯にインドカレーをかけることができる。まさにマレーシアならではの料理がこのナシカンダール。

豚肉と目玉焼きとインドカレーをかけて食べてみた。

これが結構おいしかった!

マレーシア料理いいかもしれないぞ。

 

ナシがご飯ってのは分かるけど、カンダールってなんなんだろう。

 

 

 

 

街歩きをしていると、デザート売っている屋台があった。

チェンドルっていうマレーシアのかき氷。ゼリーや豆やミルクなど、日本のシンプルなかき氷とは違って具だくさん。

食後のデザートに食べてみた。見た目良くないけど、これも割と美味しかった。

 

 

 

 

 

 

正直言うと、ペナン島の観光名所を調べてみて、これといって見たいものがなかった。ペナンタワーぐらい。

なんでもペナンは観光よりも食を楽しむらしい。納得…。

それもあってか、ロングステイの日本人のお年寄りも多いとか。わたしはそれっぽい人は一人も見かけなかったけど。

 

 

 ペナン島の街並みはコンクリートだらけだが、行き交う人々は色んな人がいて飽きない。ムスリムだったり、中華系だったり。インド系は少ない。

一カ月ほど前まで、緑と青ばかりの景色を見てきた自分にとって、少しばかり自然への懐かしさと自然に触れたい欲求がでてきた。

 

 

 

 

 

 ちょうど雨が降りそうだったのでドミに戻った。

ドイツ人が二人いた。今朝出かけていたのは彼女たちだったのか。

どちらも20歳で大学生だという。若いっていいね。

 

 

 

ドミでだらだらしてると雨が止んだ。

日が暮れる前に海に行って夕日を見ようと思った。

 

でも曇り空で見えなかった。まあ見えないのは分かってたけど、海はみるだけでも楽しい。それが異国の地なら尚更である。

 

 

 

 

夕食はフッケンミーの屋台。福建麺。福建省の麺料理。

 

マレーシア華人は中国の南方地域にルーツを持つ為、ペナンには福建麺とか雲南麺が多い。

そして四川料理は少ないから、麻婆豆腐とか回鍋肉とかはあんまりない。私、四川料理の方が好きなんだよな。

 

 

 

 

 

 

ペナン島からはランカウイ島という正真正銘の海がきれいなリゾート地まで行けるらしい。

 

どうしようかと悩んだけど、明後日にマレーシア本土に行くことにした。

 

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