テニスの厳しさとスポーツの素晴らしさ

この前、ひょんなことからテニスに参加することになった。

小学生とおじさんおばさんばかりの集まり。

楽しみだった。

わたしは小学校から高校までテニス部に所属していた。

中学時代は一年生ながら正レギュラー、3年時には部長として皆を引っ張り県大会では素晴らしい成績を残した。

高校ではテニスの名門に推薦されて全国大会に出場した経験もある。

『ドロップショットのゆっきー』

そんなあだ名もつけられてた…(*_*;

『ゆっきーとあっきーのゴールデンぺア』

ダブルスでは全国区だった。

だからオリンピックも目指していた。

そんな輝かしいテニス人生を送ってきた私。

だから今日は先生としてテニスを教えに来た。

っていう妄想をしながら、テニス会場へ向かった。

あっきーってだれ…。

そんな人しらない…。 

そしてテニスなんてしたことない…。

テニス部の子のラケットを少し持たせてもらったことがある程度。

テニスの知識はテニプリとマリオテニスで学んだぐらいだし、錦織圭なんて試合すら見たことない。

でも、やっぱりテニプリとかみてるとやりたくなるし、日本出国まで暇だからやってみたいなぁと思ったから、参加してみた。

周りは初心者～中級者まで。

それでも、みんな普通にラリーができていた。この時は『ふーん、みんなまあまあだな～』なんて思っていた。

テニスをやったことがなかったから、このラリーがどれだけハイレベルなことか分からなかったのだ。

クルム伊達キミコさんのような健康的なおばさんからラケットの振り方とかコツを教えてもらう。

ここまではなんかできそう感じがしていた。相手が初心者ならいい試合ができるかもと思っていた。

それに、これはホントの話で、バドミントンなら私は多少はできる。バド部ではなかったし下手だけど、それなりにはできる自負がある。

バドミントンとテニスは同じ要領かとおもっていた。

そして小学生の男の子との練習マッチ。

この小学生は見るからに経験者。マイラケットも持っているほどだ。私はレンタル。

まあでも所詮小さな子どもだし、良い試合にはなりそうって思ってた。

で、実際やってみるけど、サーブが入りもしない。

そして、サーブを返せない。

もう、晒し者。

公開処刑。

ありえないぐらい恥ずかしい光景。

ドッチボールやバレーやバスケとかの団体スポーツなら、いくら下手でもここまでの晒し者にはならないだろう。

男の子まじでつまらなそう。ごめんよ

もう死のうかなと思ったところで、途中ストップがおばさんからかかった。

『誰でも最初はそうよ～(笑)』

とクルム伊達キミコさんのような健康的なおばさんがフォローしてくれた。

『どうやったら上手くなるんですかね～(*_*;』

と野暮なことをつぶやくと

『練習あるのみよ』

と言われた。

たしかに^^;;

何にでも近道はない。

でも私これから1年程度旅に出るんだよな～ 

みんなの邪魔にならない小さなスペースで、クルム伊達さんにテニスの基礎を教わりながら、小さなラリー練習をした。さながらスラダンの桜木花道のように。

でも、走って汗をかくと清々しいなと思った。スポーツって本当に素晴らしい。家にじっとしていたり、ゲストハウスやホテルにこもりっぱなしはよくない。

世界一周が終わったら、テニスをしようと決めた。

ラリーができるようになれば、ぜったい面白くなるはず。

あと、スポーツしてる人は若々しい人が多いし。 

次回からは世界一周日記

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